こんにちは。ことば協会の佐藤恵です。
新年度が始まったかと思えば、もうすぐゴールデンウィーク。
汗ばむ日も出てまいりました。
さて、みなさんは「落語」はお好きですか?
日本の誇るべき伝統の一つですが、生で観たことのある方は
年齢差はあれど 意外と少ないのではないでしょうか。
私も、実はその一人で
テレビで少し観たことがあるくらいで、フルで観たことも
実際に観に行ったこともありません。
そんな中、先日 ある落語家を取り上げたニュースを目にしました。
カナダ人の、「桂三輝(サンシャイン)」さんです。
↓↓↓リンクを押すと、彼の動画を見ることができます
桂サンシャイン「敬語を英語で訳してみると」
https://www.youtube.com/watch?v=_e35wytGpBc
日本語の丁寧さが、逆に回りくどく、時に面白おかしくさせることがある。
「そうそう!」
と、とても楽しく拝見いたしました。
英語の表現と日本語の表現を融合させた、新感覚の落語は
彼にしかできない芸と 言って良いでしょう。
私は、一気にファンになってしまいました。
私どもも、
会員の皆様はじめ たくさんの方々に日々支えられています。
「この感謝の意は、言葉では言いつくせません」
この気持ちをサンシャインさん式に 訳してみます。
In order for me to express the appreciation I feel towards you, there are “NO WORDS”!
“We don’t know what to say! ” の方がしっくりきますが、NO WORDSにしてしまうところが
この話をよりおかしくしていますよね。
ことばの面白さを、英語から学んだ 出来事でした。